ブルームーンに誘われて
ひと月に2回目の満月の日をブルームーンというらしい。
予定日から数日遅れのその日の夜、とうとう陣痛がやってきました。
ツワリもなく、タンパクも貧血もなく、すこぶる順調だった妊娠期間。
「あとは産むだけ~」と高をくくっていたわけですが・・・陣痛のことを忘れてました。
あんなに痛いとは想定外だった・・・。
鈍痛のような痛みが、どんどんひどくなって、眠れない・・というか座ってても、立っていても、何しててもイタイ!
妊娠本に書いてあった、「痛み逃がし」のポーズを片っ端から試してみるも、効果なし。
旦那様も心配そうに見守っていてくれるけど、アドバイスも耳に入らず。
「明日に備えて体力を温存しておいたほうがいいよ。すこし寝たら?」
「だって、何してても い゛だい゛ん だもん!!」
あまりの鼻息にちょっとびびりつつも、彼はデジカメで撮った月を見せに来てくれた。
「ほら、今日は綺麗な満月だよ」
「・・・ほんとだ・・・」(いまから思えば反応がうすかった)(^^;
結局、夜中じゅう家の中をうろうろしてオオカミばりにヴーヴーうなり続けているうちに、夜が明けた。ご近所さんはきっと怖がっていたに違いない。
初産だったので産院に詰めてからも、子宮口が全開になるまで道のりは遠い。
「うう・・・ま、まだですか~」
「そうね~もうちょっとね~」
だまされ続けて?約16時間。(^^;
我が家の王子様が、やっとお出ましになったのです。
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