妊娠戦線、異常なし!
うちの両親は高齢である。とくに父親は大正生まれで母親とも一回りくらい歳の差がある。小さい頃からよくおじいさんと間違えられていた。
ある日、父親と面識だけあるお客さんが尋ねてきた。
客: 「お父さんはいるかな?」
ワタシ: 「いま、でかけてます」
客: 「そしたら、おじいちゃんは?」
ワタシ: 「・・・も、でかけてます・・・」
客: 「そうか、そしたら出直しますね~」
あのお客は、おとうさんとおじいちゃんが同一人物だったことを知らない。
もう結婚しないものと諦めていた?娘が妊娠した、と聞いたときには、両親はやはり喜んでくれた。数日おきに電話をかけてくるたびに、「元気なの~?体調はだいじょうぶ~?」と叫んでいる母親を「ハイハイ~」とあしらっていた。
まだ妊娠中にひさびさに里帰りしたときに、父親からハゲシク呼びかけられたものだ。
「異常ないのかっ?」
「・・・い、異常ありませんっ」
元軍人だから仕方ないといえば、仕方ない。
なんだか硬めの、いたわりの言葉でした(^^;
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